自分はACE(American Council on Exercise)の試験を受けました。テストを受ける前に練習問題を結構やったのを覚えています。トリッキーな問題が体感ですが全体の5分の1程度だったと思います。最低限の英語でのAnamotomy、どの筋肉がどの部位を動かすか、特に大きな筋肉は絶対に知っておかなくてはいけません。
Flexion and Extension
肘そして膝が解りやすい例だと思いますがこれらの関節を曲げる状態のことをFlexion (例 elbow flexion, knee flexion) と言います。またそれらの関節を伸ばす状態のことをExtensionと言います。 これらは一般の英語の会話でも使われる用語です。
自分が学校に通っていた時にこういった問題を体を動かしてよくやったのですが、Extend your elbowsとは要するに普通に腕を伸ばしている状態です。肘を曲げてない状態だと一瞬どうすればいいの思っちゃいますね。
Shoulder and Hip joints
肘、膝はHinge jointと言って基本FlexionとExtensionしかありません。(正確には肘も膝も多少のRotationをしますがそこまで意地悪な問題はなかったと記憶しています)
それに対し肩そしてヒップはBall and Socket jointと言って他にも色々な方向に動かせます。日本語でヒップを言うとお尻を連想しますが正確には足の付け根の関節のことです。
Shoulder flexionは真っすぐ前に腕を上げる状態のことまたExtensionは腕を上げた状態から真っすぐ腕を元の状態(胴体の横)を指します。 ヒップも同様で真っすぐ足を上にあげる状態をFlexionそして元の状態に戻す動きがExtensionになります。
肩、ヒップはRotationも出来ます。読んで字のごとくなので説明は割愛させて頂きます。
Abduction and Adduction
その他に肩とヒップはAbduction そして Adductionといった関節の動きがあります。
Abductionはイメージを見て頂くと分かりますが肩の場合だと真横に腕をあげていく状態のこと、そしてヒップの場合だと真横に足を上げていく状態のことです。
逆にAdductionはAbductionの状態から元の状態に戻す動きの状態のことです。 分かりやすい例でいうとお尻の筋肉を鍛えるSide lying leg raisesはAbduction of the hip と Adduction of the hipを交互に繰り返しています。
AbductionとAdductionは似通った言葉で覚えづらいです。 自分が教わったのは誘拐するという意味でAbductionと言いますよね。なので体から離れていくのがAbductionだと覚えています。
More about shoulder joints
また肩は体の中で一番稼働域の高い関節です。なので肩だけHorizontal AbductionとHorizontal Adductionという動きがあります。なんだかややこしいですが常に言葉を使ってれば慣れてきます。
腕を肩の位置まで上げた状態からまず始めます。その状態から腕を胸の前まで持ってくる動きをHorizonatal Abduction、そして腕を上げた状態のまま開くことをHorizontal Adductionと言います。
解りやすい例ですとChest flyはShoulder Horizontal AbductionとShoulder Horizontal Adductionを交互に繰り返しています。
Example in exercises
これらを踏まえて筋トレの中で体がどのような動きをしているか理解する必要があります。
たとえばPushupの場合、Shoulder Horizontal Abduction、Elbow FlexionがDown Phaseで起こっています。 Squatの場合だとHip Flexion, Knee flexionがDown Phaseで起こっています。こういったのはテストの問題で出ていました。
始めは覚えるのは大変ですが常に考えていれば慣れてきます。