必ず問題に出てくるPelvisの周りの筋肉がどう影響してくるかをまとめました。最後に例題もあるので英語で勉強中の方は是非みてください。
Force Couple Relationships
筋肉にAgonist,Antagonistがあることは説明しました。 それからもわかるように基本筋肉は単体では作動せずグループで始めて正常に機能するようになっています。逆に片側がいわゆる正常ではない状態であるから体に異変が出てきます。
Lower Crossed Syndrome
一番よく使われる例としてPelvisの周りの筋肉です。大きく分けてこれらの4つの筋肉が関わっています。
- Rectus abdominis
- Hip flexors
- Hamstrings
- Erector spinae
この内Anterior(体の前側)にある筋肉はRectus abdominis とHip flexorsになります。 残りの二つHamstringとErector SpinaeがPosterior(体の後ろ側)にある筋肉となります。そしてこれらの4つの筋肉が正常な状態であるからこそPelvisは正しい位置に保たれています。
女性の方でお尻があがった状態の方をたまに見かけませんか? ハイヒールを履くとなりやすい姿勢でRectus abdominis が伸びている状態で反対のHip flexorsが縮んでいる状態でAnterior pelvic tiltと言います。要するにPelvicが前側に傾いているという意味です。
逆にHamstringが縮んでいてErector Spinaeが伸びている状態では Posterior pelvic tilt になります。 どちらも体の全体を考えるといい状態ではありません。
ではどうすればいいか?
伸びている筋肉はトレーニングをして(筋肉を使っている状態は基本Shortened muscle)短くなっている筋肉はストレッチをして伸ばすしかありません。
Which force couple creates posterior pelvic rotation to pull the pelvis out of anterior pelvic tilt?
- Hip flexors and erector spinae
- Hamstrings and erector spinae
- Hip flexors and rectus abdominis
- Hamstrings and rectus abdominis
わかりましたか?
答えは4になります。