Personal Trainer になるための英語で勉強 Part 17

エナジーシステムをまとめました。 興味がない人には全然面白くないトピックですね 笑

習っている時は必死で覚えていたけど改めて読むと毎回発見があるのと自分のトレーニングのことを思い出し自分は楽しいです。

Part 16 here



ATP-CP system

基本的に体を守るためにあります。 

Sympathetic nervous system が危険を察知した時に咄嗟に fight or flight response (戦うか逃げるか)を発します。 その際に必要なエナジーというのは爆発的なものが特徴的です。 筋肉の中に常にATPが存在しそれを利用してその咄嗟の動きに対応できるようになっています。 

またそのため長く保つことは不可能です。もしその状態が長く続くようなら筋肉はさらにATPが必用となります。その際に利用されるのが Creatine Phosphate です。CP と ATP は最大で15秒から約30秒持続することが出来ます。

ウサイン・ボルト等が活躍した100メートル走が正にこのエナジーシステムを必用としています。



Anaerobic Glycolytic system

ATP-CP system 同様に fight or flight response に使われますが最大の違いは ATP-CP system よりも爆発的ではないということです。 その分 Anaerobic system の方が長く使うことが出来ます。 ATP-CP system 同様にまず筋肉に存在する ATP を利用します。さらに体を動かすために必要となるのが Glucose です。

Anaerobic system は ATP-CP system よりも爆発的な力は発揮できない分30秒から約120秒が持続可能です。 Strength training を行う際に個々の筋トレを90秒以内に終わるようにするのはこの Anaerobic system を利用するためです。

例として腕立て伏せを50回から60回くらいを180秒かけて行うとします。 さらにベンチプレスを8回200パウンドで行うとします(大体30秒から60秒)。その際両方体感で同じくらい疲れるとします。ですが鍛えたい筋肉を強くしたい、または肥大化させたい場合は後者のベンチプレスの方が効果的ということです。

400メートル、800メートルのトラックレースもこの Anaerobic System を利用しています。

この後に紹介する Aerobic system との最大の違いは Anaerobic system は Oxygen を必用としていません。テストで良く出てくる問題の一つです。



Aerobic Glycolytic system

日本でいうエアロビは多分ですがここからきているのだと思います。 Aerobic system でATP を作る際に Glucose を必用としますが Oxygen を必用とします。

長い時間の運動にすぐれ4分から約30分まで持続可能です。

テストで “presence of oxygen”はキーワードでこれが出たら Anaerobic ではなく Aerobic だと覚えましょう。



Beta Oxidation (fatty acid oxidation)

筋肉をさらに長時間必用な場合(20分からという本と30分からという本とこの辺はまちまち)脂肪を燃焼して運動の継続を可能としています。 山で遭難しても太った人が生き残る可能性が高いともいいますよね。 

長時間継続出来る理由として脂肪は非常に遅く燃焼していきます。 またこの Beta oxidation が ATP を一番生成します。



これらのエナジーシステムは独占的に動くことはなくどのシステムの場合でも必ず他のシステムも多少の手助けをしながら体は動いていることになります。