『THE MOMOTAROH』(ザ・モモタロウ)という漫画があってその中で主人公が桃色の筋肉を多く所持していると描写があり子供ながら羨ましいと思っていました。 まさか大人に勉強することになるとは。
Muscle fiber types
随分と前に Personal trainer として覚えなくてはならない筋肉の種類は Skeletal muscle だと言いました。 Skeletal muscle とは骨を動かすことの出来る筋肉で自分の意志で動かすことの出来る筋肉のことです。
逆に自分の意志で動かすことの出来ない筋肉って何?一瞬思うかもしれないですね。
心臓や臓器等も筋肉によって動いておりそれら当たり前ですが自分の意志で動かすことが出来ない筋肉の分類になります。
話を戻して Skeletal muscle には大きく分けて二つに分けることが出来ます。その内訳は
- Fast-twitch muscles fibers
- Slow-twitch muscles fibers
その違いは実に単純で速くContractが出来る筋肉を Fast-twitch muscles 、反対に Slow-twitch muscles は特長として Contract が遅いということです。 ちなみに英語で筋肉を使っている状態を Contract muscles と言います。 Concentric, Eccentric, isometricであろうと変わらずContractを使います。 (例 Isometric contraction of triceps brachii)
Slow-twitch muscles
またの名を TypeⅠ muscle fibers といい多くの Mitochondria が存在します。 また Capillaries (毛細血管)が Fast-twitch muscles よりも多いのが特徴です。 そして Myoglobinが Fast-twitch muscles よりも多く存在します。 これらのおかげで Slow-twitch muscles は疲れに強く Aerobic の運動に必要とされています。
Two types of Fast-twitch muscles
Fast-twitch muscles を TypeⅡ muscle fibers とも呼びこれが勉強する側にとってややこしくしている箇所になります。 また TypeⅡ muscle fibers は TypeⅡx と TypeⅡa の二つが存在します。ここまでくるとわざとと疑ってしまうくらいややこしいです。なんで”X”と”A”やねん!とツッコミを入れたくなります。
過去には TypeⅡx をTypeⅡb と呼んでいたらしいです。特徴として Mitochondria の数が少なくAerobic metabolismには向いていません。 そのためこの筋肉は数秒使って疲れてしまいます。 その代わりに多くのGlycolitic enzymesが存在します。 Glycolitic enzymesが筋肉をAnaerobicに使うために必要だからです。
TypeⅡa はまたの名を Intermediate or fast-oxidative glycolytic fibers と言いSlow-twitch musclesとTypeⅡxの間くらいだと覚えればいいです。 (スピード、持久力がということです) そのためStrengthが必用な運動にも使われそして持続可能の時間がTypeⅡxよりも長いです。
これらのSlow-twitch musclesとFast-twitch musclesは筋肉によって多さが異なります。 また遺伝の部分も多くSlow-twitch musclesを多く遺伝である人はどうしても持久力には強くなります。 自分は小学校5-6年くらいに顕著に持久走に弱くなり苦手だったのを覚えいます。