前回の続きです。 あくまでセオリーです。
Serum electrolyte
血漿(Blood plasma)にはElectrolytesが含まれています。
Electrolytesの中にこれらが含まれます。
- Sodium
- Potassium
- Chloride
- Bicarbonate
- Calcium
- Phosphate
このElectrolytesが不足しているのがMuscle Crampsの原因だという考えがあるのですがはっきりとした証明はなく根拠は希薄だそうです。 マラソンランナーで実験を行った際にも足をつる原因との関連性ははっきりしませんでした。
Dehydration
これもよく聞く話で水分が足りないから足がつりやすいということです。 ですが最近のセオリーではこれもはっきりした根拠はないそうです。
Environmental
特に暑い場所で運動した際にMuscle Crampsが起こりやすいという考えです。 これも証明された考えではなくはっきりとはしていない考えの一つです。
Current theory
改めて体のことってあまり解明されていないんだなとわかります。 筋肉痛に関してもあくまでこの考えが一番の主流であって完全にはっきりはしていません。
その中でMuscle Crampsになるであろう現在の一番の考えが”Neuromuscular”によるものです。 中神経から筋肉にメッセージが送られ本来は自分の意思で動かす筋肉が他動的に筋肉が使われます。(筋肉の疲れが原因と考えられています)
これらは普段Muscle spindleとGoldi tendonの正常な関係性で保たれていますがMuscle spindleに比重が高くなりGoldi tendonの活動が制限されていきます。この結果Muscle Crampsが起きるという考えです。
端的に言ってしまえば疲れている筋肉は完全にリラックスすることが出来ず筋肉が使われるばかりになるからです。
ストレッチ

長時間できつい運動/筋トレを行うとMuscle Crampsに繋がりやすいのは間違いないです。
十分なストレッチは推奨されていますが今のところどのストレッチのタイプそしてどれくらいの時間を行うべきかは、はっきりしていないとされています。 ですから基本の運動前のダイナミックなストレッチ(動的ストレッチ)、そして運動後のStaticなストレッチを行うべきだと思います。 Staticのストレッチは基本20秒以上同じポジションを維持して行うストレッチ方法です。