朝一の運動は減量に効果的? -Personal Training-

ダルビッシュ投手の今年の圧巻な投球内容はおっさんになると元気をもらえます。 投球でやはり勝利数が多いと嬉しいのでしょうか? 結構ポンコツな指標でHigh quality startや防御率の方が見てて重要な気がします。 なんにせよ同じ日本人がMLBで活躍するのを見るのは嬉しいです。

睡眠と減量



空腹時の運動

エクササイズは次から次へと新しいトレンドが出てきます。 その大半は”この方法は痩せる”というものではないでしょうか? 商品を売る方そしてYoutubeで視聴者数を稼ぎたい人にとっては短期で効果的という売り込みは単純で効果的ですからね。

その中で朝一に空腹の状態で運動を行うというものがあります。 英語でいうとこの”Fasted state”というものです。Fasted Stateではカロリーを炭水化物よりも脂質から燃やすと信じられていて脂肪を燃焼するのに効果的だというものです。


このダイエット方法のセオリーとして

  • Cortisol というホルモンレベルが早朝高くその結果減量しやすい状態にあるという考え
  • Metabolismは就寝中も活動しています。そして炭水化物が体に貯蓄されていない状態が早朝で朝食を取る前、そして体の中にすぐに使える炭水化物がないので体は運動を行う際に他のエナジーを使用するという考え (主に脂質)

そしてリサーチはこれらのセオリーは特に持久力(Endurance)の運動を行うことによって効果的で正しいものとする考えがあるそうです。

Cortisolホルモン


いい点ばかりではありません

以下はこのダイエット方法を行う前に知っておくべき注意点です。

  1. Fasted stateでの運動はカロリーを脂質から燃やす可能性が高いと同時にプロテインをエナジー元として使う可能性がある。 

    三大栄養素を小学校で習ったのを覚えていますか? 炭水化物、脂質、そしてプロテイン(タンパク質)です。これらがあって体を動かすことが出来ます。プロテインの本来の役割は筋肉を修復そして作ることです。 ですがこのFasted stateの状態で運動することによって運動で使った筋肉を修復するためのプロテインが不足する可能性があります。


  2. 体にはFatty acidsがあり運動(特に長時間の)の際に使われます。Fatty acidsは筋肉を使うためのエナジーとしてすぐに使われない場合はお腹周りに貯蓄するそうです。 

    運動をCortisolのホルモンレベルが高い状態で行った場合、血液中にFatty acidsが多く存在する場合があるそうです。 更に言うと運動で脂質を燃焼する代わりにお腹周りに貯蓄する可能性がある。


  3. ゴールが減量の場合、一日のある時間帯だけ脂質を多く燃焼する方法よりも”一日で多くのカロリーを燃焼させる”の方が重要です。

    どれだけのカロリーを摂取しどれだけカロリーを燃焼した方が長期で考えた場合に成功する人が多いそうです。 というか基本長期でダイエットを長期で考えている人の方がリバウンドもしづらいですし、なにより健康的です。