3つの危険なストレッチ

よく見かけるストレッチそして何度も気づかずに行っている場合があります。 Personal training では筋トレの他に安全で効果的なストレッチも指導しています。



立位体前屈

立位体前屈 ストレッチ

小学生のころ測定をしたのを覚えています。 今でも行っているのでしょうか? 

また3週間や4週間で体がここまで柔らかくなる方法と言ったYoutubeの動画を立位体前屈を使って紹介しているのもみたことがあります。


はっきり言います。

このような動画の内容は不可能です。


まず立位体前屈はハムストリングスの筋肉をストレッチする効果があります。 そしてハムストリングスをストレッチするための最適のストレッチ方法ではないです。

なぜならこの立位体前屈に大きく関わってくる関節が背骨だからです。 8割から9割の人が立位体前屈を行う際に腰の部分が曲がっています。 そしてこの状態では腰に全体重よりも重い負荷がかかっています。 これ反動をつけてやろうものなら腰にどれほどの負担がかかるのか。

bending stretch

ただこの写真のように体がペタンとつく人にとっては腰への負担は少ないです。 



お姉さん座り

まず出来る人と出来ない人に分かれます。 自分も出来ません。

理由は単純でHipの関節の深さにあります。 

このお姉さん座りのストレッチではHipの関節が Internal Rotation しています。Ball and socketという関節で足側の骨がボール状、で反対側のお尻側は受け皿のようになっています。 それがはやくぶつかって動けないのかの違いです。

出来ない人には膝の関節に大きな負荷をかけます。

Strength personal training

またこの膝を曲げた状態で後ろに寝ようものなら更に膝への負担が増します。



鋤のポーズ

鋤のポーズというそうで英語ではPlow poseだそうです。

絶対お奨めしません。 正直なにを目的でやっているのかわかりません。

Cervical Spine(背骨の一番大事な首の部分)に負荷を与え体が柔らかくない人には特にきついポジションだと思います。