エナジーシステムを久しぶりに勉強してまとめました。 またこれ以外にもどのトレーニング方法が自分のゴールに最適かも Personal training で指導しますので気軽に連絡ください。
ATP-CP system
まず始めに体は筋肉を動かすためにATPが必要になります。 ATPは adenosine triphosphate の略です。 筋肉を動かすためには必ずエナジーを発生させます。 Adenosine Triphosphateは”Tri”というくらいですからPhosphateが三つありエナジーを発生させるためにこの中の一つのPhosphateが分離してエナジーが発生しています。
英語がわかる人はCrash courseなんかもお奨めで分かり易いです。
ATPは常に筋肉に蓄えてあります。 その理由として咄嗟に必要な場合があるからです。
これをFight or Flight response と言います。
今の生活では中々そういった状況に陥ることはないでしょうが森で熊に出会った場合は脳で”戦うか逃げる”かを判断しなくていけません。 そのために咄嗟に爆発的な動きをするためにATPが必要になります。
これをATP systemといいます。
ただ爆発的な動きが出来る分、持続時間は難しく1秒から3秒ほどしか持ちません。
この使ったATPは補充しなくてはなく次にCreatine PhosphateがATPを補充し最大で3秒から30秒まで爆発的な動きを維持することが出来ます。
これがCP systemです。
Anabolic system
次にAnaerobicです。 ATP-CP systemほど爆発的な動きは出来ませんがAnaerobicも力強い動きが可能で30秒から最大で4分くらいまで可能です。
普段筋トレで使うのがこのシステムになります。
AnaerobicでもATPを生成する必要があり、Glucoseによって作ることが出来、特徴としてATPを酸素が無くても作ることが出来ます。 またこの過程はSarcroplasm(筋肉)の中によって行われています。 このGlucoseは筋肉そして肝臓に蓄えてあります。 ATP-CP systemの場合は筋肉に蓄えてあるATPなので咄嗟には使うことが出来るのに対して肝臓に蓄えてあるGlucoseも使用することから長続きする理由が理解できます。
またこのシステムの限界がきて体が疲れてしまう原因として筋肉に乳酸が溜まることにあります。 ベンチプレスである程度の回数を持ち上げて限界になる理由がこの乳酸が溜まることが原因です。
Aerobic system
80年代くらいでしょうか? 日本でもエアロビが流行りましたが多分これのことを指しているのでしょうか?
Anaerobicよりも持続力が長く4分から30分くらいまで可能です。
ATPをGlucoseによって作るのは同じなのですが、酸素があるから生成することが出来ます。そしてこの過程はミトコンドリアの中で行われています。 Anaerobic同様に筋肉と肝臓の中にあるGlucoseを使います。
長距離が得意な人はミトコンドリアが筋肉の周りにびっしり詰まっています。
余談ですがGlucoseは炭水化物が食べたあとで体の中で変化したもので運動に炭水化物が不可欠な事がはっきりと証明しています。
Beta oxidation system
これ以上長い時間で運動する場合、要するに30以上の運動の場合に使うのがこのBeta oxidationになります。
そしてようやく、脂肪(triglycerides)を使いATPを生成することになります。 またこのシステムは持久性に特化した分、爆発的な動きは出来ません。なので燃えるスピードは他のスピードに比べて遅いです。 というかそれが脂肪の特徴です。
Source of ATP
ATPはCarboheydrates, fats, protein から作ることが可能です。 ですが基本炭水化物がないと体と脳は正常にもしくはベストな状態にはならないようです。
くわしくはこの下のリンクから。