日本でもノンレム睡眠なんて用語は耳にすると思います。 少しだけどういったものなのか説明しています。
睡眠中に何が起こっているのか
夜中に変な夢や怖い夢をみて起きたり、睡眠自体をカオスを捉えるとこともあり構造的ではないように感じます。
ですが事実はそれとは正反対で睡眠はコントロールされて予測の出来るものだとあります。
二つの異なったタイプの睡眠を5つのステージで起こりそれらを90分で繰り返しているのが睡眠のサイクルです。
これらの二つのタイプは”Non-rapid eye movement”(NREM) 、そして”Rapid eye moment” (REM) になります。
Non-rapid eye movement (NREM)
この中に4つのステージが存在します。 そしてこの間には浅眠りになったり深い眠りになったりします。 ちなみにこれらは脳の周波数、脈拍、血圧の低下で判断できるそうです。
また NREM は睡眠の75%を占めると言われます。
NREMでは新しい知識、能力、記憶を長期で覚えるために脳へと送る作業も行います。 またこの間に必要ではない知識等は消去される作業も行われます。
NREMの深い眠りの際には免疫力を高め、バランスの取れた代謝を行い、血圧をコントロールし、筋肉の修復も行います。
Rapid eye moment (REM)
寝てるいる際の夢を見る時間帯です。 NREMの際に送られてきた”新しい情報”と以前から記憶している情報に更に足されます。
またREMは感情をリセットし、問題の解決策を見つけ出します。 このREMの時間がLevel headed、空気を読みその場でどのように対応するべきか(Social cue)の能力を育みます。
夢の中ではとんでもないストーリーが存在するのは、普段の生活の中では常識が存在し人はRational thought(合理的な思考)によって行動するのですが、そのスイッチがオフになると言われています。 なので夢の中ではなんでもありになり独創性を養い問題解決能力を向上させることが出来ます。
NREMとREMのすべての5つのステージではそれぞれ役割があり、健康、そして幸福に一役買っています。
また90分のサイクルで回るとありますがその90分でもNREMとREMの割合は変わり、寝始めはNREMが多くと8時間の睡眠があるとしたら最後の2時間はREMが多くなるとあります。