Personal Trainer になるための英語で勉強 Part 20

Personal training では柔軟性がほしい方にも対応しています。過去にPNFストレッチで柔軟性が劇的に改善した方もいます。

Part 19 here



Golgi tendon organ

Goldi tendon organ は関節包の中に存在する Receptors です。Tendon というくらいですから Tendon の中に存在します。ちなみに Tendon と Ligament の違いは解りますか? 必ずと言ってもいいほどテストに出る問題の一つです。

  • Tendon – connect bone to muscle
  • Ligament – connect bone to bone

アキレス腱を英語で Achilles tendon と言います。 なのでアキレス腱を先ず思い浮かべれば簡単に覚えられます。

Goldi tendon organ は Receptor ですから体に起こるなにかしらの変化に反応します。Goldi tendon は筋肉の Tension(筋肉を使っている状態、英語で Muscle contraction )に反応します。 そして Goldi tendon の役割はその Muscle contraction を制御することです。 

これを ”Autogenic inhibition” と言います。

そして使っている側の筋肉を制御する役割が反対の筋肉( Antagonist )に影響与え Muscle contraction することになります。 Personal trainer にレッスンを受けた場合に最後にストレッチをすることが多いですがこの Goldi tendon を利用してストレッチするのがPNFストレッチと呼ばれるもので柔軟性を上げるのにかなり効果的です。


Muscle spindle

Muscle spindleもまたReceptorでMuscle belly(日本語で筋腹というそうです)の中に存在します。 このMuscle spindleはGoldi tendonとは真逆でストレッチをした筋肉に反応してその筋肉をContractする役割があります。

これを”Stretch reflex”と言います。

そして反対の筋肉はどうなるかわかりますか? 片側はContractしているので結果は反対の筋肉がリラックスすることになります。


このMuscle spindleとGoldi tendonは二つ一緒に役割を果たすことによって”いい姿勢”を保つのに一役買っているそうです。


Static stretch

Static stretchとはターゲットの筋肉をストレッチした状態を維持する方法です。 Static stretchを行って10秒ほど経過するとGoldi tendonが活動し始めます。 その状態でMuscle spindleが制御され、さらにターゲットの筋肉を伸ばすことが出来ます。 

しかしストレッチを止めた瞬間からMuscle spindleの活動の制御はなくなり筋肉は元の長さへと戻ろうとします。

例ですがGluteus Maxmusと iliopsoas はAgonistとAntagonistの関係にあります。(対の筋肉) Gluteus MaxmusをStatic stretchした場合にIliopsoasの中にあるMuscle spindleは制御され、Gluteus Maxmusの筋肉をさらに伸ばすことが出来ます。