お年寄りの方にも Personal Training がお奨めの理由

よくある質問をまとめました。 
ご高齢のかたにも多く Personal training に参加して頂き運動そして筋トレの重要性を学んでもらえればと思います。

筋トレはなにから始めればいい?



高齢では筋トレは意味がない?

筋トレ(Strength training)はすべての年齢に関係なく効果的です。 

10週間のトレーニングを21歳から80歳まで男女両方の総勢1700人の方を対象に行ったデータがあります。 その結果は以下のものでした。

  • 21歳から44歳 2.5パウンド(1.1キロ)の筋肉の増加
  • 45歳から54歳 3.1パウンド(1.4キロ)の筋肉の増加
  • 55歳から64歳 2.9パウンド(1.3キロ)の筋肉の増加
  • 65歳から80歳 3.2パウンド(1.5キロ)の筋肉の増加

高齢になっても筋肉は負荷をかけてトレーニングした場合しっかりと効果は出ます。


筋トレは血圧が上がり高齢の方には良くない?

重たい物を持ち上げるときはどうしても血圧が高くなります。

また Isometric という筋トレの方法があります。 それは”関節を動かさずに筋肉を一定のポジションを維持したまま筋肉を鍛える”というものです。 この Isometric は血圧を上げる傾向があり基本は高齢の方にはよくないとされています。 その理由として息を止めた状態で運動を行うことにあります。 息を長く止めることによって血圧は上がります。


反対に運動/筋トレを一定の動きを続けて行い、呼吸も意識してすることによって血圧を大きく上げ過ぎることはありません。

例えばですが Lat pulldown を10回そして10回目で筋肉が限界になるとします。その際に Systolic blood pressure は普段の数値よりも30から50%上がるとされています。 もしトレーニングをされている方の普段の Systolic blood pressure 120だとするとLat pulldownの最後の10回目で180に達することになる計算です。 危険だとされている Systolic blood pressure の数値は250でこの方法で筋トレを行っても全く問題がないことがわかります。

もし元々高血圧の場合は重さを減らし逆に回数を増やして筋トレを行う方法もあります。


また運動そして筋トレを行う一番重要なこととして、長期の特にサーキットタイプのトレーニングでは普段の血圧を下げることが可能になります。 3から10週間のサーキットタイプのトレーニングで Diastolic blood pressure を4%減、そして Systolic blood pressure を3%減というデータもあるくらいです。

systolic blood pressure

diastolic blood pressure


Personal training を長く続けている方からのアドバイス

完全に一個人の経験によるものですが以前トレーニングをする機会があった年配の方でその方が古い知人と会う機会があったそうです。 

その方の友人は普段から運動をあまり行っていなかったそうです。 一緒に街中を歩いていたそうなのですが街中の小さな段差でもやっとの思いだそうです。 一方長くトレーニングをされているその方はいつも通りすたすたと歩いていて運動をしていなかったら自分もこうだったのかとぞっとしたと言っていました。



トレーニング中には普段の生活での転倒防止のためのトレーニングや反射神経の訓練そして腕と足を同時に動かす訓練などもございます。 まずは気軽に連絡ください。

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