以前メールでパーソナルトレーナーになりたいがどうしたらいいと連絡をしてきた方がいました。 すでに個人経営をされている方でそれは違うという考えの方もいるかもしれませんが自分自身の経験プラスこれだけはやっておいて良かったというものをまとめました。
まずはジムで働く
以前の記事に上のリンクから飛んでもらえばわかりますが自分はプロのトレーナーの資格を取るためにInfofitに行き勉強しました。 日本でトレーナーの経験はなく正直右も左もわからない方にはかなりお奨めです。 詳しくは上のリンクで。
Infofitに通いながらすでに個人経営の準備をしているクラスメイトがいて卒業してすぐに開業したそうです。 その後彼とは何度かメールしましたがそれなりにビジネスで成功しているそうです。
一方で自分は元々個人経営をするつもりはなかったのですが先ずはジムで働きたいと職探しをしてとあるジムで雇われることになりました。 そして改めてそのジムで働いて思ったことは”このジムで働いた経験は個人経営をするために絶対に必要”でした。
その理由として
- ジムは Kitsilano Vancouver 近辺の Personal training のジムとしてある程度有名で常にお客さんがいる状態、なので一週間に20-30時間は必ず Personal training を教えていました。
- ジムは年配の方が多く非常に多くの経験値がつめる
- ジムには自分以外に10人ほど他のトレーナーが雇われていてその人たちから良くも悪くも学ぶことが常にある
正直年配で怪我を抱えたかたが多くその方たちにあったトレーニングプログラムを常に作成していたのでその後は誰が来ても対応できるなと自信に繋がりました。 一つ後悔があるとすればそのジムに3年も働いたことです。 ある程度自身がついた2年くらいで個人経営を本格的に考えれば良かったです。
またジムによっては営業もトレーナーにさせるそうでそういったジムはトレーナーに嫌われていいます。 そういった意味ではこのジムは Personal training に集中させてくれたのでありがたかったです。
自分の Personal training のお客様を見つける
働いているジムによってはそのジムで働きながら個人の営業をするのを禁止のジムもあります。 この点も自分が働いていたジムはある程度は寛容でした。
現在自分がトレーニングを行っているのは APT studio という Kitsilano にあるジムです。このジムでは自分のような”self employed”のトレーナーが場所を借りて Personal training を行っています。
そして半分くらいのトレーナーが以前働いていたジムからお客様が着いてきてもしくは勧誘してトレーニングしているように見受けられます。 前述のInfofitでも教えられたのですが一応一般的にはこれは”Unethical”だと言われています。 まあその議論はここでは本題ではないのでこれ以上はしません。
ですがここからが重要です。
勢いよく前のジムを辞めたのはいいのですがその後新しいお客様が一切見つからないトレーナーが半分ほどいます。
流行り病があったとはいえこのビジネスはかなり競争が激しいです。 その中で自分自身が選択される理由がなくてはいけません。 一人もお客様が見つけることが出来ない、もしくは連絡さえもこないのならジムで雇われながらその方法をまず考えなくてはならないと思います。
自分もこの点は結構反省があって言っています。 辞める前から自分のお客様はいましたがまだまだ準備不足だったと実感しています。
その後の個人営業を行う際の注意点
前述の通りトレーナーの一部は働いていたジムを辞める前にそこのジムのお客様を勧誘することがあります。 自分がいたジムでそれが見つかってくびになったトレーナーがいました。
また基本ジムの経営者はそれを防ぐために必死です。 多少うろ覚えですが自分が働いたジムの契約内容は以下のようなものでした。
- 雇われている期間の個人の営業は禁止 ― ですが個人のお客様をそのジム内でトレーニングすることはトレーニングしてもいいという所謂”グレーゾーン”なルールでした。
- そのジムのお客様の勧誘は禁止
- ジムを辞めてから3か月以内はそのジムから確か5キロ以内での Personal training の個人営業を禁止
そんなもん見つからなければいいと普通に個人のビジネスを営業をしているトレーナーもいます。 見つからなければいいんですけどね。