2種類の筋肉痛のタイプとは

筋肉痛のうんちくです。 Personal training でもよくある質問の類です。



筋肉痛の結構ある勘違い

まず始めにわかっている部分だけ紹介しますが筋肉痛は2023年になってもはっきりしない部分が多いです。 一応一番有力な理論として筋肉が負荷に対してダメージを与えられたということらしいですがではなぜ遅れて感じるのかなどはっきりしていません。

しかしよく聞く年を取ったから筋肉痛が遅れて感じるというのは完全に嘘です。 老若男女問わず遅れて筋肉痛が出ることがあります。


また筋トレに慣れてくるとあまり筋肉痛は出ません。 自分は昔これはトレーニングが楽過ぎるから筋肉痛が起こらないと思い、更に激しくトレーニングしていました。 案の定怪我が多くなりました。 

筋肉痛はもちろん激しいトレーニングに対して起こり得ますが、あとは普段慣れていないトレーニング方法を行った場合は筋肉痛になりやすいです。 今までバク中をやったことがない人は是非安全な場所で習ってみてください。 あなたがどれだけトレーニングを激しく行っていても必ずお腹に筋肉痛がきます。



Delayed Onset Muscle Soreness

今まさに紹介した筋肉痛が遅れて感じるタイプの事です。 一般的に言われる筋肉痛がこちらのタイプです。

英語では頭文字を取ってDOMSと(発音はドムス)いう事もあります。


このタイプの筋肉痛は運動後の24から48時間遅れて感じることがあり基本はきつめの筋トレを行った後でなります。 また48時間以上経ったあとでも感じ始めることのあるそうです。

また筋肉痛はEccentric phaseの筋肉のアクションを行った結果でなるものです。

簡単に解説しますと関節を動かす筋肉にはConcentricそしてEccentricのPhaseが存在します。 一番わかりやすいBiceps curlの場合ですとターゲットの筋肉は名前の通りBiceps Brichiiになります。 そして肘を曲げる際にその筋肉は短くなっています。この状態をConcentric、逆に肘を伸ばす際には同じ筋肉がゆっくりと肘を伸ばすようにコントロールしています。この状態をEccentricと言います。

DOMSはあなたが普段よりもきつくトレーニングを行ったサインです。


Acute Onset Muscle Soreness

反対にこの筋肉痛は筋トレを行っている際、もしくは筋トレの直後の感じる筋肉痛のことです。 

筋トレを行っている際に筋肉が重くそして硬くなりもう続けられない状態になることがあるます。 これをIschemiaといいます。

Ischemiaは血液が上手く運ばれていない状態、または酸素が十分に運ばれていない状態です。 そして乳酸が(Lactic acid)が筋肉で溜まります。 そして乳酸が筋肉をこれ以上使えないと感じる原因です。

筋トレに慣れた人だとこの乳酸が溜まり限界まで追い込むのがよくある筋トレの方法です。


Ischemia

筋トレを定期的に行うダイエット以外のメリット