体を捻る動作について – Personal Training – 

最近ぎっくり腰になって改めて”コア”と呼ばれる筋肉の重要性に気づかされました。またコアの筋肉が弱い人はスポーツでをケガが多いだけではなく、力を存分に発揮できないと思います。 見えない部分なんで結構みんなさぼりがちなんですがしっかり鍛えましょう。



Anatomical plane

人間の動きは大きく分けて3つになりそれらは

  • Frontal plane (横の動き)
  • Sagital plane (縦の動き)
  • Transverse plane (捻る動き)

その内 Transverse plane はゴルフのスイング、パンチを放つ動き、または車に買い物を置くなどあります。 

いわゆる”コアと言われる筋肉”がこの動作に影響を与え Ichial tuberosity から Sternum の骨までの間にある大きなお腹の筋肉は87.5%が斜めもしくは横向きに走っています。 この”斜めの筋肉”があることからもわかるように人間の体は捻る動きをするために作られています。


ジムに頻繁に行く人ならわかると思いますが、ほとんどのトレーニングはSagital planeもしくは Frontal plane になります。 それは Personal training を受けたとしてもトレーナーがプログラムに組み込まなったりもよくします。 

捻る動きのトレーニングは(Anti rotationも含め)日常の生活の動きの向上そしてスポーツを安全に行うために重要になります。


Core Training

コアを鍛えると言うと何がまず浮かぶでしょう?  昔からお腹の筋肉というと腹筋ですよね? しかし実際のコアのトレーニングとはそんな単純なものではありません。 

筋肉や腱の大事な役割として”Stabilize”させること。 とくにコアと呼ばれる筋肉はSpineと直結しています。なのでSpineそしてPelvisを安定させることにあります。 その後に動作が加わることにより足から上半身に力が潤滑に伝わり大きなパワーを生むことが出来ます。 またSpineには”ディスク”がありますがそのディスクへのダメージも減らすことになります。

コアの筋肉が力を伝達するのにいかに大事かわかるのに Bench press と立った状態での Cable press を比べた実験があります。 それによると Standing cable press を行った際に自分の重さの半分以下しか耐えれなかったという結果が出ています。 Standing press の際にはコアの筋肉が StabilizeがBench press と比べ出来ないという結果も同時に出ています。 要するにコアの筋肉を使い力をHipから発生させ、その力をStabilizeしたコアが伝達することが出来るということになります。

バトルロープによって鍛えられる筋肉